テーロスの注目カード。
今回はこんな感じじゃないかな
例のごとく、再録カード・同型再版は除外で。

10位:ナイレアの弓
"どの能力も物足りない印象があるけど、こういうの結構好き。
《死橋の詠唱/Deadbridge Chant(DGM)》と一緒に使って、戻りカードをコントロールするくらいか。

9位:エレボスの鞭
《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》も次のアップキープに戻ってくるよ。最高じゃないか。
《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》のCIP能力を使いまわすのも良い。
《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》だけ気がかりだけど、絆魂があるからいいじゃない。みんな好きだろ、絆魂。

8位:解消
良かったよ。取り消しを入れることにならなくて、本当に良かった。

7位:ヘリオッド
神シリーズでこいつだけ、アドバンテージ生み出せるんだよね。

6位:異端の輝き
"色対策カードはサイド向けになるから、高く評価したくはないけど。このカードをこの順位に持ってきた理由は1位のカードに対処できるから。
《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter(RTR)》
《復活の声/Voice of Resurgence(DGM)》
《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》
《テューンの大天使/Archangel of Thune(M14)》
《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》
《軍勢の集結/Assemble the Legion(GTC)》
羊毛鬣のライオン

となかなか優秀じゃないか。現在想定されるセレズニアアグロのカードのほとんどに対処できるね。
ソーサリーになっても、白限定でも《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》は強いんだよ。"

5位:神々の憤怒
3点になって帰ってきた《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》。今回は追放できちゃうぜ。
(涙の雨にイラストが似てると思うのは神々への冒涜だよ。

4位:英雄の破滅
超殺害。黒単コントロールの懸念点だったプレインズウォーカーへの事後対処手段。
《真髄の針/Pithing Needle(M10)》でも対処はできたけど、こいつはクリーチャーを殺せるしね。インスタントなのも好印象。

3位:羊毛鬣のライオン
新たなる番狼。マナフラッドしても問題なく、その効果も強力。サイクロンの裂け目(超過)はかんべんな。

2位:嵐の息吹のドラゴン
ヘルカイトの後釜。サイズは1回り小さくなったけど、プロテクション白は次環境でも有効。

1位:太陽の勇者、エルズぺス
固い。とにかく固い。ビートは真剣にどうするか検討する必要がある。セレズニアは忘却の輪のありがたみを実感するべきだ。


今回は選出するの楽だったな。
下馬評通り過ぎて、面白く無い。
全体的にクセがなくてシンプルなカードが多いなて印象を受けました。

前回のドラゴンの迷路と同様にM14のカードにランキングをつけよう・・・かと思ったのだが、何もないんだよね。
良カードは再録や同型再版だしな。

それでも挙げてくか。

すまん、10個も出ないわ。
《変わり谷/Mutavault(MOR)》《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix(M12)》《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》は再録。
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M10)》の同型再販だから、特には言うこと無いや。

①憑依された板金鎧
ビートよりコントロールで使いたい。
クリーチャーを並べないコントロールなら、クリーチャー化能力を常時運用できるから。

使用例
《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》を打ってから、クリーチャー化→4点
でも、これやるなら《霊異種/AEtherling(DGM)》でいいじゃん。
と、思うでしょ?

この動きって《霊異種/AEtherling(DGM)》だと7マナ用意する必要があるんだよね。
そもそも《霊異種/AEtherling(DGM)》が実質7マナのカードであって、全体除去と併用すると他のアクションが行えないんだよね。

《憑依された板金鎧/Haunted Plate Mail(M14)》の場合、マナを使わないから、同じ7マナでも《雲散霧消/Dissipate(ISD)》を構えながら、《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》て動きになる。
なんていうか「プチ霊異種」

全体除去打ってから、障害になるカードを対処しながらクロックを刻む。これを早い段階から動かせるのは大きなメリット。
《化膿/Putrefy(DGM)》や《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》があるから、そこまで信用できないけど。4マナなら十分実用の範囲内。


②生命散らしのゾンビ
このカードすごく高い評価を受けてるけど、俺は過大評価だと思うんだ。
理由としてはCIP能力の対象が「白か緑のクリーチャー」だから。
非公開情報に対してこんなに限定的な効果が強いとは思えないんだ。

抜けるクリーチャーを列挙すると、どのデッキに対しても何かしらは抜けるといえるけど。
それがハンドにあるかなんてわからない訳で。
デッキに4枚入ってる《ドムリ・ラーデ/Domri Rade(GTC)》を抜くためだけに《強迫/Duress(M13)》を入れますか?

3/1の威嚇が残るって?威嚇を持ったクリーチャーに殴られた記憶が無いのだが・・・

ただ、リアニに対しては非常に強力だと思う。黒の単色クリーチャーなんて使わないからな。
なのでサイドボードには取るけど、メインは入らないよ。

良サイドカードだからSCGの5.99ドルていうのは妥当だよ。むしろ日本の価格設定が異常。


③燃え立つ大地
《魔力のとげ/Manabarbs(M12)》の亜種。というか現状《魔力のとげ/Manabarbs(M12)》と変わらない。
ただ、状況が違う。M12のときは《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》や《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》がサイドに採られてるから、十分対応できたけど、今は無いからな。《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》でも対処できるが。
青系コントロールよりもジャンドがキツイ。4マナ以上のエンチャント触れねーんだよ。《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(RTR)》使うか?


④カロニアのハイドラ
まともなハイドラて初めて見たな。+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーが他にいれば《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》で対応されても打点が上がるから、一緒に運用したい。候補としては解鎖クリーチャー(3色になっちゃうけど)、漁る軟泥とかだよね。

単体で使うと、対処できるカードは多数あるからな。
それでもビートとのぶつかり合いで強いから良しとするか。

・・・あくまでも「まともな」ハイドラにすぎないからな?

⑤紅蓮の達人チャンドラ
今までのチャンドラさんと比べるとだいぶ強化されてる。+1と+-0の能力の組み合わせがJTMSを彷彿とさせる。
コントロールよりアグロ。高速より中速で活躍する能力かと。
今までより扱いやすい能力になってて好印象。


こんな感じかな。言及に値するカードが少なすぎて。
一押しは《燃え立つ大地/Burning Earth(M14)》と《憑依された板金鎧/Haunted Plate Mail(M14)》だな。

《軍団の戦略/Legion’s Initiative》(編集中)
一見すると使いずらそうなこのカード。
確かに、ビートで使うとすると物足りない。全体除去をかわすなら《ボロスの魔除け/Boros Charm(GTC)》でいいし、アンセムも条件付きなのでボロスビートでの使用が想定される。(しかも、だいぶ歪な・・・)

しかし、このが一番輝けるデッキはトリコフラッシュである。
注目すべきなのは場に戻ってくるのが、戦闘開始時だということだ。


【使い方①】
相手のエンドフェイズに起動し、自分のメインフェイズに《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》をプレイしてから、戦闘フェイズに突入。

【使い方②】
CIP能力を再利用しよう。
《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》と《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》が追放されると、《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》の能力は何回利用できるかな?

《第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth》を絡ませても良さそうだ。《雲隠れ/Cloudshift(AVR)》を使うくらいなら、《軍団の戦略/Legion’s Initiative》を使う。

【使い方③】
追放したクリーチャーが戻ってくるのは”自分の”戦闘フェイズじゃなくて、”次の”戦闘フェイズである。
ということは。
ⅰ.フルパンして第2メインで追放。相手のターンの戦闘フェイズ開始時に戻ってきて、戦闘参加。
ⅱ.《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》の奇跡を避けてから、戦闘参加もできる。
見た目以上に柔軟性がある。

【アンセムについて】
アンセムの効果は《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》の睨み合いを一方的に制することが出来るだけで十分ではないか。


ただし、3枚も4枚も入れるかというと話は別。
あくまでも、こんな使い方があるよという程度である。

「アンセム=ビート」という固定観念を捨てれば、このような素敵な使い方に行きつくことができるのだ。

固定観念を捨て、もう一度スポイラーを眺めれば、新たな発見があるかもしれない。


以上

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